写ルンですブーム

こんにちは。久しぶりの投稿になってしまってすいません。中西です。

皆さんは最近何していますか?私は一人暮らしということもあり、三日間くらい一言も発しないことがあるので自分の声を忘れる時があります。人と話すことって大事ですねえ

 

さて、今回は「盛る」写真ではなく「あえて盛らない」写真についてです。

(文献を読めていないのでインタビュー記事とテレビ番組からの引用です)

皆さんは「写ルンです」もちろんご存じですよね。プリクラ機や自撮りアプリがどんどんと進化していく中で突如現れた写ルンですブーム。女子大生は写ルンですのどこに惹かれていったのでしょうか。

そもそも写ルンですとは、1986年に富士フイルムから発売されたレンズ付きフイルムのことで、使い捨てカメラとも言われています。(実際はカメラを回収し、機能部分を点検してリユースを行っているそうなので厳密的には「使い捨て」ではないそう)

1990年代、高校生を中心として、レンズ付きフィルムを使っての自撮りが流行り、超広角レンズと前面にミラーを配置して自分撮りがしやすい機種や、フィルムメーカー純正のセルフタイマー付き三脚などが登場しましたが、プリクラの普及・自分撮りを意識したカメラ機能付携帯電話の登場などにより、写ルンですの種類の縮小が進み、現在は「写ルンです シンプルエース」の一種類に。

 

その中で写ルンですが流行る理由は何なのでしょうか。

写真家・映像作家の奥山由之はインスタントカメラの「写ルンです」をメインカメラとして使用することで知られています。彼は写ルンですの利点について「設定をいちいち考える必要がなく、画角も決まっているので構図に集中できる。デジタルだと選択肢があまりに多く、迷ってしまう」と語っています。デジタルカメラの便利さがゆえに・・・

連写もできないし、ノイズも入る。暗いところではうまく撮れない。フラッシュを焚くと人が浮かび上がる。そういうノスタルジーな雰囲気が、「エモい」

「家にあるアルバムとか、古い雑誌とか、視覚的な経験の蓄積が無意識下にあるのでしょう。そこには居心地の良さや幸せだという感覚があり、『写ルンです』が自然と結びついたのでは」と写真評論家の飯沢耕太郎BuzzFeed Newsの取材で語っていました。

 

誰でも簡単に取れるようになった鮮明で綺麗な写真でも、誰でも可愛く盛ることのできるプリクラでもなく、アルバムや古い雑誌を連想させる「新奇性」、「限られた枚数」で「実物を確認するのに時間がかかる」からこそ、一枚一枚を大事に、好きなもの・好きな人・好きな景色を収めた写真が、女子大生の言う「エモい」なんだなあと感じました。

 

・・・だがしかし写ルンですで撮った顔の盛れなさ度合いにはびっくりします(特にフラッシュ炊いたとき) 自分で鏡見たほうがまだマシです

 

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写ルンです(Wikipedia)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%99%E3%83%AB%E3%83%B3%E3%81%A7%E3%81%99

NHK 『SWITCHインタビュー達人達 松坂桃李×奥山由之』

なぜ「写ルンです」はエモいのか? 女子大生に広がるブーム、専門家が語る「魔法」とは

https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/demon-kakka-kiki-kirin2