ゆるキャラブームの終わり?
こんにちは。最近梅干しにハマっている中西です。
8月のブログが更新できていないので、今日中にあと1回更新できたらなあって思ってます。
さて、今回は『ゆるキャラ』について取り上げようと思います。“地域活性化”に非常に効果のあるゆるキャラの存在は、私たちのよく知る「くまモン」「ひこにゃん」「ふなっしー」など、沢山名前が上がってくると思います。
ゆるキャラは比較的低予算で作成でき、お土産などにプリントするだけでも経済効果が見込めます。人気キャラクター くまモン の2年間の経済効果は1244億円だと言われています。ゆるキャラは有名になれば地域活性化に大いに役立つヒーローなのです。
2013年、「ご当地キャラ」という言葉が流行語TOP10に入っています。ブーム絶頂期はその時期だと言えるでしょう。
そんなゆるキャラの存在が今、危機に面しています。
皆さんは『ゆるキャラグランプリ』というのを耳にしたことはありますでしょうか。全国津々浦々のゆるキャラ達が集まり、ゆるキャラファンの投票により、一体のグランプリを決めるという催しです。開催される度、ニュース等で目にする人も多かったと思います。
そんなゆるキャラグランプリが、「2020年で終了」と発表しました。参加するゆるキャラの数が年々低下していっているという事が、目に見てすぐ分かる原因のひとつです。明らかな人気の低下と言えるでしょう。
また、2018年度開催のゆるキャラグランプリでは、“組織票問題”が露呈しました。
ゆるキャラグランプリはメール会員に投票権があります。3位に入賞した こにゅうどうくんは、三重県四日市市の役所職員が約2万のフリーメールアドレスを使った組織票だったという問題が話題となりました。
さらに、2016年グランプリの高知県しんじょう君と似たキャラクター「ちぃたん☆」の著作権問題等でゆるキャラ界に悪い波が打たれていたためだと言われています。
ゆるキャラグランプリは2020年で終了しますが、私はゆるキャラの存在はずっと続くと思います。地域のイベントで登場すればちびっ子にすぐに囲まれて人気者、アルバイトで配るお土産を悩んでいた時、くまモンがプリントされているやつの方が可愛いじゃないですか。ふなっしーやねばーるくんのように喋るゆるキャラと芸人さんとの掛け合いが面白いから、その番組を見たくなるじゃないですか。
メディアに取り上げられる機会が減ってしまうのは残念だけれど、地方自治体がこの下り坂をどう上り坂に変えるかが今後の最大のポイントになるのではないかと思いました。。
ちなみに私は島根県のゆるキャラ しまねっこ と地元神奈川県横須賀市の スカリン が好きです。