世界遺産

こんばんは!

どんどん寒くなってきて、もうすぐ紅葉が綺麗だなと感じている中山です🍁

 

今日の朝、ニュースでは首里城の話題が多く取り上げられていました。私も中学生の頃、修学旅行で首里城に行き、思い出があるのでとてもショックでした。首里城世界遺産になっていて、今回のことを受けて世界遺産の抹消があるのかなと気になって世界遺産抹消について調べました。首里城は今のところ「世界遺産の抹消にはならない」と言われています。

 

世界遺産は、後世に伝えるべき「顕著な普遍的価値」をもつ文化遺産や自然遺産のことです。

2017年時点で抹消された世界遺産は2件あります。

 

まず1つ目は、オーマンにあるアラビアオリックスの保護区です。1994年に世界遺産に登録されました。ここには、ユニコーンのモデルと言われるアラビアオリックスという牛科の動物がいました。動物を守るための保護区が認められて世界遺産となったのですが、2007年、オーマン政府は天然ガスや石油などの資源開発優先の意向から、自然保護区の範囲を27,500キロ平方メートルから2,824キロ平方メートルへと縮小してしまいました。この縮小が世界遺産委員会に知らされていなかったこともあり、抹消が決定されました。これが、世界遺産リストから抹消された初めての事例です。

 

2つ目は、ドイツのドレスデンエルベ渓谷です。2004年に登録されました。ドレスデンには、18世紀にマイセンというドイツの工業地帯に巨富を背景に華々しい建造物群が建てられ、19世紀には工業都市として成長する中で、ネオ・ルネサンス様式の歌劇場が建てられました。その歴史的建造物群と、周辺の自然とが一帯となった文化的景観としての登録でした。しかし、ドレスデンには第二次世界大戦以前から、大規模な架線計画があり、建設に向けた住民投票の結果、建設が決まりました。文化的景観としての完全性は損なわれたものの、顕著な普遍的価値が残されている部分もあるが、結果として、世界遺産抹消となりました。

 

 

首里城世界遺産の抹消とはならないと言われていますが、ニュースの映像を見るととても残念です。

 

以上、中山遼香でした!ありがとうございました!