エドワード・デシの内発的動機づけ論

 こんにちは。スーツスカートの履き方をずっと間違えていたもも🍑です。みなさんは間違えていないと思いますが、お気をつけください🥺

 今回は先生の助言通りエドワード・デシの内発的動機づけについて調べました。
 エドワード・デシは、内発的動機づけを発表した学者です。デシの内発的動機づけは、心理学で1940~60年代に隆盛していた2つの主な行動主義アプローチに反論するかたちで提示された動機づけ概念の一つです。スキナーのオペラント条件づけで、行動は報酬(エサやお金)によって動機づけられる(学習される)と説明されました。もう1つは、ハルやミラーによって主唱された動因低減説で、行動は生理的動因や欲求を低減させるべく動機づけられると説明されました。これに対しエドワード・デシは、人はエサやお金といった外部報酬がなくとも内なる心理的欲求に駆られて自由選択的に行動するものや、課題それ自体に喜びや満足をもって取り組むもの、このような課題遂行にともなう自由選択や課題に取り組むことそれ自体が喜びや満足と繋がって行動に動機づけられることを「内発的動機づけ」と呼びました。
 つまり、デシにとっての内発的動機づけはその行動自体にやりがいを感じ、楽しんで行動するものです。例えば、給料のために仕事をするのではなく、その仕事自体が好きだから仕事をする、などです。
 さらにデシは、外的報酬が内発的モチベーションを低下させるという考えを発表し大きな話題となりました。この件については、また次回のブログで詳しく説明できたらなと思います。

 

参考文献
「溝上慎一の教育論 内発的動機づけ・自己決定理論」2月22日閲覧
http://smizok.net/education/index.html