差別用語

面接説明会がコロナウイルスの影響で延期され2週間暇すぎるので新しくゲームを買い足したいと考えている松田です🦠🎮

おすすめあったら教えてください🥰

 


「差別語」とされる言葉が原因で、世の中に出なくなってしまった小説や映画、歌があります。そして、差別語とされるものを別の言葉に置き換えるということがされてきたものもあります。公に出される出版物や作品などで差別語を無批判・無自覚に扱うことは、さらなる差別を起こしてしまったり、定着させてしまう可能性があるので、使用する際には注意が必要です。

 


 被差別部落出身の青年を描いた島崎藤村の「破戒」が、差別的な用語があるとして絶版にされ、藤村本人による大幅な改訂版が出されたりしたこともあるようです。調べてみるとこの作品には、被差別部落に対する無知や偏見に満ちた箇所はあるようです。しかし、この作品は名作であり、そのまま世にあるべきものです。現に、最近の文庫版「破戒」では、その藤村の限界や作中で表出する差別感について述べた解説を付して出版されています。ただ差別語を忌避するだけという消極的な態度から一歩すすんで、差別そのものに向き合って差別の解消に資する努力をしているものだと思います。

 

 

 

 なんでもない表現方法に人の差別観念が潜んでいるとも言えます。例えば、「○○のくせに」に「男」や「女」といった普通の言葉をこの文章に当てはめて見てください、急に差別的表現になってしまうように感じませんか?ただ差別語として認知されている言葉だけに気を使うのでは十分でないと言うことです。重要なのは、ただ機械的に差別的だと反応するのではなく、「なぜ悪いのか」をじっくり考えること、差別語を規制して事足れりとするのではなく、差別を放置している社会を問い直すことなのだと分かりました🧐