「プロメア」に倣う口コミの広げかた

こんにちは松本沙希です。

先日私の好きな某テニスアニメの劇場版が公開されていました。どうしても観に行きたかったのですが、上映が2週間で終わってしまい結局行けませんでした。人気作品のはずだからもう少し長く上映してくれてもいいのに…

　私が見逃した某テニヌ映画とは反対に、もともとの知名度はそれほどだったのに上映してから口コミで人気が広がり異例のロングラン上映をした映画があります。それが「プロメア」というめっちゃアツいアニメ映画です。今回はこの「プロメア」の口コミの広げかたをみていきます。

　さっきも書きましたが「プロメア」大ヒットには視聴者の口コミが大きく関わっています。1週目観た人の反応をみて、2週目にもっと人が集まり、その反応をみて3週目に更に人が集まり…といった風にじわじわと盛り上がっていきました。口コミこそ最強の宣伝ですね。このために「プロメア」製作陣が行なったことに以下の4つがあります。

①本編のネタをあえて公表しない（これにより「観たら分かるからとにかく映画を観て」という口コミの広がり方をした）

②公開から3週目をポイントとして、アプリとのコラボや特典の切り替えを行う

③ファンがSNSで盛り上がればそれに全力で乗っかる（ファンとのコミュニケーションを大切にする）

④応炎上映（応援上映）

これを参考にすれば面白いのになぜか流行らない、すぐに終わってしまう映画が減るのかもしれません。（もちろん作品のクオリティが高く、最初に観た人が広めたい！と思うような作品であることが前提ですが）

　このようにまとめてみて気がついたのですが、私の好きなテニス作品も似たようなことをしていました。となると既に長く連載されている作品であることから今さら観てもなぁと新規ファンが付きにくいとか、悲しいですが作品自体のクオリティが低いとかそういうことでしょうか…

　まあ、宣伝方法はさまざまですから「プロメア」のように口コミで広げていきたいと考えている場合はこの作品を参考にするといいのかもしれませんね。今回ポイントを短くまとめすぎて少し分かりづらくなってしまったので興味のある人はプロデューサーのインタビュー記事を読んでみてください。

参考

https://news.yahoo.co.jp/byline/koarairyo/20190819-00137806/