バイト敬語はなぜ使われる?

こんにちは。今回は、何故バイト敬語を使用するのかお話ししたいと思います。
有名なバイト敬語として、①「〜のほう」②「〜よろしかったですか」③「〜になります」④「〜から」の4つが挙げられます。どの表現にも共通して、マニュアルで定められていたり、応対用語として研修指導が行われているのはごく少数です。なぜ、教えられている訳ではないのに使用するのでしょうか。理由は全部に共通して、「先輩の影響で使うようになった。」と意見が最も多いです。指導がない場合、先輩の言葉遣いを真似て覚える傾向があることがわかっています。また、自分がお客として来た時に耳にするため、それが当たり前だと思っているケースもあります。更には、なんとなく使っていると言う意見もあるから驚きました。プラスαで、②に関しては、聞き手側は勝手に決めつける、強制するような言い方に不快感を感じると意見があるにも関わらず、店員は早く注文を済ませたいから、疑似常識提示(店員がお客に対し、そのお店の常識を強要する形で売り上げを増加させること)できるから、敬語を使っている気分になるからと使用しているという意見があります。④に関しては、会計時「1000円の中から代金を頂く」と言う言葉を省略するために使用しているそうです。
なぜバイト敬語を使用するのか。探せば他にも意見はあるかと思いますが、周囲が使っているから、なんとなく丁寧語っぽくなると言った意見が多いようです。私も、何となく丁寧語っぽいという理由で使っていたのですごく共感しました。