誰からリストラするか
こんにちは、松本沙希です。
今学期のブログ全く書いてなかったので、今から半年分の6記事連投します。他のゼミ生のブログを全部は追えきれてないので誰かとネタ被ってたらすみません。
この間面白い記事を見つけました。池永寛明の『「誰からリストラするのか」ー圧倒的に多かった答えは』という記事です。池永さんがある女子大の講義で誰からリストラするのかについて学生にグループディスカッションさせたところ、「最も能力のある人からリストラする」という答えが圧倒的に多かったという内容でした。これについて池永さんは学生の生存本能そのものであると言っています。有能な人間のレベルが基準となり、それに追いつけなくなるといつか自分もリストラされるのでは…と学生たちが恐れているからだと分析していました。
私もリストラするなら最も能力のある人材から切るかなぁと考えていたのですが、これは別に生存本能うんぬんではありません。どんな組織でも最も能力のある人が抜けると、二番手の人間に「私がやらなきゃ」という意識が芽生えてやがてトップたる人間へと成長していくと思うからです。部活理論とでも言いましょうか。3年が引退すれば2年が部活を引っ張るために頑張りだす的な考え方です。
こうするとより組織が成長すると思いませんか?
これまでの先輩有能社員たちのいいところ、悪いところを見て、その上で今後の組織運営に活かせるからです。いろんな有能社員が育てばもちろん組織としても美味しいし、フォロワー達もいろんなモデルを見て勉強することが出来ます。
だから私はトップが抜けたら、その姿を見ていた人間が空いた穴を埋めるべく成長し、さらにその姿を見ていた他のフォロワーも成長し…となっていくのが理想的なのかなと思っています。
まあ、全て上手くいけばの話であって実際にリストラするとなるとこういう訳にはいかないのでしょうが。この記事面白かったので興味ある人は読んでみてください。
《参考》
【起動篇】 「誰からリストラするのか」 ─ 圧倒的に多かった答えは。 - 連載コラム/CEL【大阪ガス株式会社 エネルギー・文化研究所】